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果実のチカラ通信

Vol.2

CONTENTS

100%果汁飲用後の心理と脳機能の変化を実証実験

100%果汁を摂取した後は
前向きで積極的になり、
前頭葉の脳血流が活発化!

意識調査からは果汁習慣のある人ほど、自身の生産性が高く、仕事の成果を出していると感じる人が多い傾向にありました。はたしてこの背景にはどのような理由があるのか科学的に検証するために、医学博士・杏林大学医学部精神神経科学教室教授・NPO法人日本ブレインヘルス協会理事長である古賀良彦名誉教授に実験を行っていただきました。

実験概要

方向性:100%果汁(オレンジジュース)を摂取した際の酸味、美味しさ、香りなどの体感と脳機能の変化を測定
試料:(1)オレンジジュース(約17℃)(2)水(約17℃)※各試料摂取量は200mlとし、透明ガラスコップに入れて提供
調査対象:健康な成人男女(27歳~43歳)6名(男性3名/女性3名)
健康な中学生男女(12歳~15歳)5名(男性3名/女性2名)
※右手利き/非喫煙者※検証試験の2時間前以降は水以外の飲食禁止
試験デザイン
①簡易健康状態チェック ②POMS2※(1回目)およびVAS※※(1回目)実施 ③ 2分間かけて試料を摂取
④内田クレペリン検査用紙を用いた1桁の数字の足し算を3分間実施し、計算中の脳の状態を光トポグラフィー検査装置を用いて測定
⑤POMS2※(2回目)およびVAS(2回目)実施※POMS2 日本語版 短縮版/成人用・青少年用
(7つの尺度と「TMD得点(総合的気分状態)」から気分の状態を評価する質問紙)※VAS
(ビジュアルアナログスケールという方法により気分やストレスの程度を0~100mmまでの数値として表現するアンケート)

実験展開イメージ

実験実施・監修 古賀良彦先生

医学博士・杏林大学名誉教授・NPO法人日本ブレインヘルス協会理事長。慶応義塾大学医学部卒業後、杏林大学医学部精神神経科学教室に入室、助教授、臨床教授を経て現職。精神保健指定医、日本臨床神経生理学会認定医、日本精神神経学会専門医。日本催眠学会名誉理事長、日本薬物脳波学会副理事長、日本臨床神経生理学会名誉会員なども務める。主な著書に脳をリフレッシュする大人のぬりえ(きこ書房)、いきいき脳の作り方(技術評論社)など。

オレンジジュースの方が
ポジティブな心理指標が有意に向上

活力に満ちて前向きに楽しく仕事と向き合い、疲れが少ない状態が保てることが仕事における“生産性の向上につながる”のではという仮説のもと、まずは心理面に関して実証実験を行いました。その結果、オレンジジュースの飲用後は水と比較して、ポジティブな心理指標が多くの部分において高いことが明らかになりました。

※5%水準で有意

①オレンジジュースは、統計的に明らかに気分を向上させる

飲用前後の心理状態をPOMS2を用いて測りました。その結果、オレンジジュースを飲んだ後は怒り、抑うつ、緊張、活力に対して有意な差が見られ、TMD(総合的気分状態)もオレンジジュースの方が顕著に良い状態であることがわかりました。

(※補)被験者(=n)は11人ですが、各飲料を飲んだ前後で改善率が高かった人の数をそれぞれ計上しているため、オレンジジュースと水の人数を加算しても11になるとは限りません。

②オレンジジュースは元気と心地よさを有意にもたらす

VASではオレンジジュースと水、それぞれの飲用前後の気分の変化を8つの項目から観察しました。この結果、ほとんど(6つ)の項目でオレンジジュースを飲んだ後の方が気持ちの変化が大きく、とくに心地よさや元気といった点で影響が大きいことがわかりました。

▼心理的効果の背景にある、脳の働きの変化についても実験してみました。

オレンジジュースを飲むと
脳血流量が素早く上昇

オレンジジュース飲用後の心理の変化の背景に脳の働きがどのように関わっているのかを探るために、前頭葉16部位の脳血流を測定しました。
この実験で用いた光トポグラフィー検査では、血流量が上がるほど赤みを増した色で表示されます。それぞれの飲料を摂取した後の血流量を比較したところ、オレンジジュースを飲んだ後の方が素早く血流量が上がっていました。

オレンジジュースの方が
広範囲で脳血流量が上昇

さらに脳血流量の変化を16部位それぞれで比較してみたところ、14個所の部位でオレンジジュースの方が高まっていることがわかりました。さらに総血流量を見たところ、オレンジジュースの方が明らかに血流量が上がり、脳が活発に機能していることがわかりました。

POMS2のTMD(総合的気分状態)からは、オレンジジュースの方が気分の改善具合が高いという有意差が認められました。

とくに活力や緊張感の少なさに顕著な差が見られます。さらにVASという手段で図解的にその差を検証したところ、オレンジジュースを飲んだときの方が明らかにリラックス、元気、心地よさなどが勝っていました。
このことから、オレンジジュースは緊張感を減らし、積極的で明るい気持ちをもたらすことで生産性の向上につながる可能性があると考えられます。

さらに、この心理面の変化のもととなる脳の血流状態についても光トポグラフィーにより観察しました。
するとオレンジジュースを飲んだときの方がほとんどの部位で水と比較して血流量が明らかに上昇していました。血流を測定した前頭葉は、集中力、記憶力、企画力と関わりがある部位です。その部分の血流量が高まった、つまり活性化したということは、まさに生産性に関わる部分に影響を与えると考えられます。

なお、味についての心理評価ではオレンジジュースは美味しくて香りがよく、酸味がよいという有意差がありました。もっと飲みたいという意見もあり、これは総じてオレンジジュースの味が酸味も含め高く評価されているということでしょう。このような「美味しい」という評価が、今回の結果をもたらすのにも影響したと考えられます。

これらの結果は、朝、オレンジジュースを飲むことで前頭葉の血流量が増加し、それによって心理面の変化がもたらされ、仕事の生産性がアップする可能性があることを示しています。

オレンジジュースの美味しさが
脳を活発に?

脳機能が活発化した背景に味覚がどのような影響を与えているのかを調べるため、それぞれの飲料に対する心理評価をとりました。味覚や香りに対しては、ほとんどの人がオレンジジュースの方を高く評価する傾向にあり、香りと酸味全般にとくに差が出ています。
総じて「美味しい」「もっと飲みたい」と感じる人もオレンジジュースの方が圧倒的に多く、オレンジジュースが心理的によい影響を与えている可能性が示唆されました。

なお、味についての心理評価ではオレンジジュースは美味しくて香りがよく、酸味がよいという傾向にありました。もっと飲みたいという意見もあり、これは総じてオレンジジュースの味が酸味も含め高く評価されているということでしょう。このような「美味しい」という評価が、心理と脳血流の変化にも影響を与えたと考えられます。これらの結果から、朝、オレンジジュースを飲むと、前頭葉の血流を増加させるとともに心理的な変化ももたらし、仕事の生産性をアップさせるのにプラスの効果があると言えるでしょう。

「オレンジジュースは生産性の向上につながる可能性!
朝の1杯にオレンジジュースを飲んで仕事に臨もう!」

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